オンラインの世の中って便利で大変

こんにちは!

 

コロナが長引き、すっかりWeb会議やら、在宅ワークにも慣れてしまった方も多いかと思います。かく言う私もオンライン会議やオンライン研修など定期的に参加する日々を過ごしています。

 

このオンラインの世の中は、コミュニケーションが苦手な患者さん方にとってはとてもよい変化だったのではと考えていました。

しかし、ある学会で話題になったのですが、在宅ワークやWeb会議などオンライン上のコミュニケーションは通常のコミュニケーションより高度なコミュニケーション能力を必要とされるらしいのです。顔は見えども細かなニュアンスが伝わらなかったり、文面だけの指示が強く感じたり、相談できていたことができなくなったりなど。いずれ、これらの問題もテクノロジーが解決してくれるのでしょうが、当面この問題は続きそうです。

私もzoom会議で音が出なかったり、発言後に思ったより他の参加者が静まり返るなど何度も冷や汗をかいてきました。大切な会議で画面がずっと砂嵐の人や、周囲の音をすべて拾って騒音を奏でている人を見ると、他人事とは思えず、思わず応援してしまいます。

コミュニケーションの話だけではありません。今まで時間や場所の都合で参加できなかったような研修に参加できるようになりました。その一方、専門的な知識がネット・SNSであふれかえり、それらの知識を積極的に勉強されている患者さんも多くこられるようになりました。患者さんとプログラムを行っていく専門職として、より勉強していかなければいけないと感じます。

 

当院の作業療法士は患者さんが適切に仕事、日課、遊び、休息などができない、それらに関われない状態をなんとかしたいと日々取り組んでおります。そして、現在、患者さんが関わる仕事、日課、遊び、休息はかなりの割合でオンラインが関わってきています。だからこそ、こういったオンラインの世の中のことを積極的に学び、時には恥をかきながらITリテラシーを学んでいかねばと強く思うのでした。

第4回 日本うつ病リワーク協会年次大会

こんにちは!

 

4月17、18日に「第4回 日本うつ病リワーク協会年次大会」が行われました(4/16~25日までオンデマンド配信されています)。

当院からは2名(内1名は作業療法士)がパネリストとして参加させていただきました。

各先生方の知識と熱量に圧倒され、大変勉強になる2日間でした。

気分障害やリワークは、非常に奥深いものと再認識し、改めて襟を正して臨床に望んでいきたいと思いました。

作品紹介

今回は作業療法で患者様が作成された作品をご紹介したいと思います。

小さなかばんのキーホルダーです。和柄模様が可愛いですね。

2つペアで作成できて、家族や友人とお揃いでつけることもできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大の中、心労が重なると思いますが、一致団結して乗り越えていきましょう。