企業のメンタルヘルスケア

オールインワンパッケージ

オールインワンパッケージ

当院では、約10年前より本格的な企業のメンタルヘルス活動に取り組み始め、
多くのノウハウと経験を蓄積してまいりました。
また、当グループでは平成27年現在で
日本医師会認定産業医6名、日本精神科産業医協会認定会員2名が在籍しています。
企業様のストレスチェックから職場相談、治療、復職までを
「オールインワンパッケージ」にてフォローいたします。

  1. 心の健康診断

    定期的に、そして多角的にストレスチェックを行います。上司様や人事担当者様からお話をお聞きし、就業状況を把握。独自のストレスチェックシートを使用し、職員様の状態を把握します。

  2. 企業訪問・面談

    ストレスチェックの結果を分析し、本人の意見を踏まえた上で、経験豊富な医師(精神科専門医・産業医)、看護師(産業カウンセラーを含む)、心理士、精神保健福祉士が面談に応じます。

  3. 面談結果

    面談した職員本人様に結果をお伝えします。改善策が必要であれば、アドバイスを行います。人間関係・職場多忙などからストレスが増大している場合は、周囲の方の理解や職場環境の調整が必要になる場合もあります。本人様が希望された場合は、人事担当者様や上司様にもご説明し、対処法を検討いたします。

  4. 治療

    面談結果から治療が必要と判断された場合、その旨をお伝えし、当院と連携可能で本人様に最適な医療機関をご紹介いたします。その際、本人様が職場で不利になることのないよう、プライバシーには十分配慮いたします。

    また、本人様の状況によっては、症状の長期化や勤務しながらの治療では症状が改善しないことも考えられます。その場合、いったん職場と距離を置いて、十分な休養をとる必要があり、その一つの手段として入院治療を提案することがございます。治療経過については、本人様の同意が得られた場合、必要に応じて企業担当者様へ定期的な説明を行います。企業担当者様が治療の目安を知ることで、復職時もスムーズに迎える準備が可能となります。

  5. 復職の準備

    「症状が改善してきているということは復職の準備もできている」と言うことができれば良いのですが、そうならないケースも少なくありません。この「復職する準備ができているか」を評価することが、非常に重要になります。

    当センターでは、休職された方が復職へ向けた準備のため、外来にて行う復職プログラム(リワークプログラム)をご用意しています。出勤を想定したトレーニングのほか、運動・リラクゼーション・医師や心理士による研修・認知行動療法など、復職に対する自信をつけ、さらに再発を防止するためのプログラムを主治医と連携しながら適切に行っていきます。

  6. 復職

    復職プログラムで復職の準備ができていても、やはり本人様には「大丈夫かな?やれるかな?」という不安がつきまといます。その精神的な負担を少しでも軽減する為に、事前に企業担当者様や企業産業医様と連携をとり、スムーズに復職できる方法を検討します。復職される本人様、企業様、その双方に無理のない形で復職をサポートします。

  7. 復職後のフォローアップ

    復職された後も、本人様の状態に合わせて、企業訪問や通院などで定期的にフォローアップしていきます。