学会発表してきました
辺りはすっかり暗くなった夕方の時間帯の発表にも関わらず、
“早く飲みに行きたい!”気持ちをグっとこらえて発表を聞きに来てくれた皆さま、
ありがとうございます。
辺りはすっかり暗くなった夕方の時間帯の発表にも関わらず、
“早く飲みに行きたい!”気持ちをグっとこらえて発表を聞きに来てくれた皆さま、
ありがとうございます。
今年もあと2ヵ月…畑活動を振り返ってみたいと思います。
春~ふれあい農園はのんびり穏やかです。
梅の木においしそうな梅がなっていたので、許可をもらい梅を採りました。
そして梅ジュースと梅干し作りに初挑戦!!
ひとつひとつ丁寧に作業し、あとは待つだけ(^ω^)・・・
そして数週間が経過し、完成!
畑仕事の一息に飲んでみたり、収穫した野菜に梅干しを加えてお料理したりと梅を楽しみました。
夏~猛暑が続きました。
皆さん、WBGT(暑さ指数)を知っていますか?今年はこの暑さのせいでこのキーワードが流行りましたよね。
当院でもこのWBGTを取り入れることにしました。結果、畑作業を断念せざる負えない日が続きました。
しかし…その中でも野菜たちは元気に育ってくれました!
秋・冬の振り返りは次回報告しようと思います。 ふれあい農園スタッフ
平成30年9月29日、福井メトロ劇場にて『夜明け前~呉秀三と無名の精神障害者の100年~』という映画を見てきました。この日はさらにイタリアの精神科医であるイヴォンヌ・ドネガーニ先生という方が講演をされ、バザーリア法という法律についてお話を聞くことができました。
呉先生は患者を拘束するのではなく、治療的に関わるべきだとされ、仕事や手作業をさせるべきだと主張したそうです。それは、精神障害を持つ患者をより人権的にとらえるということでもあったようです。ドネガーニ先生は精神障害の治療法とは、仕事を持つこと、人間関係を持つことだと話されました。
呉先生の時代には作業療法という言葉はなかったのだと思いますが、その当時から作業療法的なことは行われ、そしてそれらの目的とするところは現代にも通ずるものなのだと思いました。
映画の終盤で松沢病院の院長である齋藤 正彦先生がこんなことを言われています。
「呉先生の時代には薬がなかった。我々には薬がある。なぜできないのでしょうか。」
これは拘束だけのことではなく、精神科医療にかかわってきた作業療法にもあてはまることだと感じ、今一度自分が行っている作業療法とはどういうものなのかを深く考え直したいと思いました。